自閉症の息子の成長〜思春期を迎えての悩みごと〜

日常

こんにちは!!ころんとです。ひさしぶりのブログになってしまいました💦

さて、今回は自閉症の息子、ムテ吉の現在進行形のお話をしようと思う💡

ムテ吉は現在支援学校の中学2年生である。

本当に大きくなりました。親が言うのもなんだが・・・よくここまで成長出来たなと😅

そんなムテ吉だが、現在、『思春期』の時期に差し掛かってきて、昔の特性とはまた違った特徴が出てきた。そこで昔と比較しながら現在の困りごとや問題点、課題などを考えていこうと思う。

昔(幼少期〜小学校)のムテ吉の特徴

まずは幼少期〜小学校の頃のムテ吉の特徴について。

まず1番に挙げられることはとにかく

『なーんもやらない😭』

発達障がいや自閉症の子の特徴にはよく『多動』とかで困っている親御さんのブログなどをよく見かけたりしたのだが、ムテ吉はその真逆で、何にもやろうとしない💦

とにかく

『ぐでーん( ゚Д゚)💦』

手を取って何かをやらせようとしても

『パッ✋』

と離してしまう😰

とにかく超のつく受動型で、ネットで検索しても多動型の子の情報はあるが、受動型の子の情報はほとんど皆無💦

全てが手探りでの子育てとなった。

ただ、長所として記憶力がよく、『視覚優先』で、その場ではやらなくてもいつの間にかやってるということがあり、中にはやらないから諦めていたら数年後に急にやり出すこともあった。

成果が出ないと諦めてしまうし、親の気持ちが折れてしまうことも多いと思うが、この様な経験からムテ吉はやらないだけで決してわかっていない訳では無いということに気づき、ムテ吉を育てる上での励みになった様に思う。

と言ってもなかなか長過ぎるスパンで正直辛かった😰

中学校〜現在のムテ吉の特徴

そんなこんなで諦めず根気よく(しつこいぐらい🤪)一つ一つを教えてきたお陰か?ただ単に成長したのかは❓❓だが、ムテ吉は小学校5〜6年にかけて一気に伸びて、模倣もする様になったり、少しだが、言葉も出る様になった。

しかし、思春期にも入ってきて、今までのムテ吉とは違った行動が見て取れる様になる。

具体的には

1.幼少期とは一変、受動型→多動型のようになった。

一箇所にじっとしていることが出来ず、ウロウロしたり、飛び跳ねたり・・・よく学校でもよく離席して飛び跳ねている(笑)

2.すぐ辞めずにこだわりを発揮してきた。

以前はこだわりがないのがこだわりのような感じで、何をやらせてもやらない子だったのだが現在はこだわり沢山💦しかも本人しかわからないようなところも多く、

『おしまい』がなかなか出来ないことも💦

3.ルーティンの強化

これもこだわりの一つなのだが、ムテ吉は昔から何でもルーティンで動くことが多かった。

それを逆手にとって日常生活で必要なスキルを覚えて貰えるようにしていたのだが、そのルーティンが

『パワーアップ💦』

なんでもルーティンで動くようになってしまった。

例えばアンパンマン図鑑を持ってきてあるキャラクターを指差す☝️

そしてこちらにそのキャラクターのセリフを言わせる・・・自分が求めたセリフではないとずーっと指を刺したり、キャラクターの名前を言い続ける😳ずーっとである。

しかもキャラがマニアックすぎて全然わからないという😱

これはちょっと面白い話になってるが他にも細かいことをあげたらキリがないくらいの自分ルール、ルーティンを作っているのである。

このように中学校2年生のムテ吉君は思春期に入ってきて、よく言われる自閉症の特徴が顕著に出てきたのだ💦

すごいスロースターターである😫

現在のムテ吉の困りごと

具体的に今現在、ムテ吉がやっている困り事をいくつか挙げてみる。

1.人目を盗んでいろいろやる。

家やデイサービスでおやつを盗み喰いしたり、冷蔵庫をあさったり。本人もダメなことはわかっているが自分のやりたい欲求を抑えられない感じである。

2.声の大きさ

これは昔から時々大声や高い声を出すことがあったが、成長とともに声量もアップ⤴️

スーパーやショッピングセンターに行ってやるとまぁ周りの方にビックリされます💦

3.女の子を追う

昨年から始まったことなのだが、気に入った女の子を追ったり、タッチしたりすることが学校であり、先生と何度も話して現在も対応中のこと。これは本当に困っている😥

他に沢山あるが、現在の困りごとは大きく訳で2種類あるように感じている。

一つは以前からあったものが成長とともに許されなくなりつつあるもの。

例えば声の大きさや、人にタッチしてしまうのがそれにあたり、小さい頃なら

『あら?どうしたの?』

ぐらいで済んだものが、身体も大きくなり、それがOKでは無くなってきてしまった。

そりゃ中2の男の子が同じぐらいの女の子を突然触ったら問題になるし、いきなりでかい身体の男の子が飛び跳ねて大声や奇声出したらビックリする💦

もう一つは成長とともに新たに出てきたもので、隠れて何か取ったり食べたりなどがそれにあたり、本人も悪いこととわかってやっていることが多い。よく言えばより人間らしい、成長したからこその困りごとである。

まとめ

現在の困りごとで最も問題だと思うのが先程挙げた以前は良くても現在はNGになってしまったことだろう💦

本人的にも何で急にダメになったのか理解出来ず困惑しているだろうなと思う。

特に異性へのスキンシップはもう完全にNGだし、知らない相手にもしやってしまったらそれは相手からしたら怖いこと😰後から『自閉症何です』と言われても言い訳にもならない。

これは以前から危惧していたことで、お風呂はマンマと一緒に入らない。入ったとしても裸を見せない。妹のうさ子も同様に対応したり、スキンシップは親だけ限定とか色々やってきたつもりだったのだが、成功したとは言い難いかなと思う🙁

当時、あまりに制限しすぎてしまうことは本人も可哀想だし、ムテ吉にとっての少ない表現手段の一つがスキンシップだったのでそこまで徹底してやらなかったのだ。

これがよかったのか悪かったのかはわからない・・・

身体は大人になってきたが、心は3歳ぐらい。

昔より理解ある社会になったと言ってもやはり偏見は多く、白い目で見られたり・・・出かけた時に行ける場所というものの制限はついて回るのが現状である。

日本独特の大勢が正解。変わった人は淘汰されるような現状を少しでも改善できれば・・・

何か私自身も出来ることをやれたらと思う💡

自閉症や発達障がいは療育が大事なのはもちろんだが、どうしてもそれだけでは補えない特性だったり、特徴がある。

だから➕環境の整備、改善が求められると最近強く感じている。

おしまい🎵

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