自閉症の息子と父親の関係性〜後編〜

日常

こんにちは!!ころんとです。

自閉症の息子、ムテ吉と私、ころんととの関係性、後編。

後編では小学校3年生〜現在(中1)までをお届けする💡

小学校3年〜4年(中学年)頃

実はこの頃のムテ吉君、学校でもなかなかの問題児💦

受動型から多動っ気が出てきたのがさらにエスカレートしてきていた😣

しかも受動型の特性も無くなった訳ではなく、相変わらず自分から何かをやろうとすることはとても苦手💦

席に長く座れず、常に先生が付いていた(授業参観の時、ムテ吉に先生がピッタリ張り付いていたのを見た😅)

この頃ムテ吉は悪知恵が出てきて、やってはいけないと理解した上で見えないところで行う事が多かった(主に異食行為💦)

この時の私は家でもなかなか指示が入りづらいこともあり、かなりイライラ💦よく怒っていた😓

感情的に怒るのはあまり良くないことなのだかこの時は自分を抑えられなかったように思う😔

本当反省です😓

転機が訪れたのは小学校4年生になってから。ある先生との出会い💡

この先生、一言で言うと

『ちょースパルタ∑(゚Д゚)💦』

すごくアツい方で、ビシバシ‼️親にもビシバシ言ってる😲

ある日、マンマが授業参観に行った時のお話。

教室前に向かっていると

『ムテ吉さん!!どこ行ってるの!!やることやる‼️』

マンマはびっくり😲💦

その先生のいいところは親の前でも程よくやらないやらないこと。

いいことも悪いことも包み隠さずに話してくれる方で学校との連絡ノートもびっしり📔

基本受動型ですぐなんでもやって貰おうとするムテ吉にはある意味天敵のような存在(笑)

厳しすぎると言う親御さんも居たようだが、我が家のムテ吉にとってはそれがよかったようでどんどんやれる事が増えていき、ムテ吉も自信になったようで新しいことを覚えたりする事への抵抗も減ってきたように感じた😁

この頃、ムテ吉も指示が入りやすくなり、私のイライラも減っていったように思う✨

そして少し客観的にムテ吉を見れるようになってきた。

小学校5、6年生(高学年)頃

小学校5年生、嬉しいことに昨年と担任の先生が同じ。あのムテ吉の天敵の先生である🤣

先生も

『だんだんできる事が増えてきたからもう一年一緒にできる事が嬉しい』

とやる気満々😉

先生との信頼関係もしっかり出来ていたので本当に強い味方である✨

そして5年生の夏頃のこと。ムテ吉に大きな変化が‼️

『最近なんかよく声出してるよね』

とマンマ。

確かにここ最近、急によく声を出すようになったし、よく聞くと

何かを喋っているような??

ムテ吉は自閉症と診断された時、将来的に言葉がもし出るとしても単語一語文(例えば『りんご』など。)

そして小学校4〜5年生頃までに言葉が出ないとその後は出ない可能性が高いと言われていた。

なのでもうギリギリの時期。

ムテ吉はこちら側から言っていることへの理解力は高く、8割近くわかっている🤔

今までずっとSTに通って、家でもずっと発語が出るようにいろいろやってきた。それでもほぼ発語ゼロ😥

何かのキッカケで言葉が出るのではと思いながらもここまでやって出ないと言うことは本人が言葉を必要だと思っていないのかもしれないと感じていたので、このムテ吉の変化には驚いた❕❕

そして何を言っているか❓❓な発語は少しずつ変化。

5年生の終わり頃には『ママ』『パパ』がはっきり聴き取れるようになり(10年越し😭

その他にも『がっこう』『おやすみ』などなどいろいろ話せるようになった。

すると言葉でのコミュニケーションが少しずつ出来てきて、口の動きを指差しながら言葉を言うと口の動きを模倣するようにもなり、今までやってきたことが実になりはじめてきた。

まぁ油断するとすぐやって貰おうとするところは相変わらずだが・・・😅

この頃からムテ吉は私にツンデレだった・・・

すごーくそっけない( ゚Д゚)💦

しかし、私が仕事で遅い時などは何度も窓を見て車が帰って来るのを見て『パパ』と言ってるらしい💦(ちょっと笑える🤣)

同姓の親子関係でよくあるやつと言われたがそんなもんなんだろうか😅

現在(中学1年生)

そして現在中学部の1年生になったムテ吉はと言うと言葉の発語は2語文言えるようになった。(例えば『パパ、お仕事』など)

ただ、発語が不明瞭で特に『さしすせそ、らりるれろ』などはなかなかうまく言えないがかなりの進歩❕❕

STや学校の先生曰く、本当は口の中に指を入れて舌の動きを教えたいがコロナのご時世それは今は出来なくなってしまったらしい😭悔しい💦

6年生の終わりから現在までは、十年間以上ずっとコツコツやってきた療育の答え合わせをしているかのようであった。

ずっと教えてきてやれなかったことが突然やれるようになったり、何年も前に試みて辞めていた事をいきなりやり出したり💦

『継続は力なり』とはよく言ったもので、本当にビックリしている😲

成果が目に見えて感じられることで私もムテ吉に感情的に怒ることも少なくなり(異食の時は怒ってます)以前よりムテ吉と心から楽しんで接する事が出来る様になったと思う✨

まとめ

幼少期から現在までムテ吉との関係は日々変化。きっとこれからも変化していくだろう。

この十数年で学んだ事は1つに

初期導入の大切さと関係性の構築の難しさ。

最初になんでも言うことを聞いてしまったことはその後、本当に大変で、『パパ=やってくれる』の法則は現在でも垣間見えることが多い💦

親的にはなんでもやってあげたい気持ちは痛いほどわかるが、子供の自立のためにある意味、親も子離れをしていくことが必要だと感じている。

またもう一つは

継続することの大切さと見える成果がもたらす影響。

継続することって本当に大変な事である😥

その成果がなかなか目に見えなかったり、感じられなかったりすると教える側にもかなりのストレスがかかるし、そのことによってイライラして子供との関係がこじれることも。

私もそうだったが、やたらイライラしてムテ吉にあたっていた時期があり、その時は余計ムテ吉が言うことを聞かずに悪循環💦

そんな時こそ冷静に、子供を客観的に見るようにしたい。

もしそれが出来ない時は誰かに助けを求めたり相談したり、イライラを解消するために自分に甘く、ご褒美をあげるのもいいかなと思う^ – ^

雰囲気は伝染するもの。こちらがイライラしている時はあちらもイライラ。

こちらがニコニコしてればあちらもニコニコである😜

ちなみに現在は異食が悪化したせいでムテ吉が家にいる時は暇さえあればお口のチェック💦

お互いニコニコが減ってきてるのでマズいなと思う今日この頃。ストレスを発散するのを何でしようか考え中である🤣

まずは自分をコントロールすることが子供をフラットな気持ちで見る第一歩かなと感じる今日この頃である💡

おしまい🎵

前編はこちら❕❕

コメント

タイトルとURLをコピーしました