こんにちはころんとです。
今回は口腔ケアの重要性、後編では自閉症の息子のムテ吉の歯磨き事情。
幼少期から現在に至るまでの歯磨きのやり方の変化、成長についてを書いていこうと思う💡
息子のお口の中ってどうなってる???
ムテ吉は幼少期からひどい異食行為がある😫
それは中学校1年生になる今もかわらずである。そのためか口にものを入れるということに抵抗が無い。というか無さすぎなのだが・・・💦
よって歯磨きを嫌がったという記憶はあまりないのだが自分で歯磨きをさせようとするとこれがなかなか大変。ムテ吉くんは何でもやろうとしない受動型なのだから😭
ムテ吉のお口の中の感覚はきっと私ではわからない独特の感覚があるので、その感覚とうまく付き合っていかなくてはいけない。うーん。困った💦←これが当時の感想である。
幼少期の歯磨き 虫歯になったら大変だ💦
幼少期の歯磨きについては定型発達の子と同じようにまずはお口に歯ブラシを入れることに慣れることから始めた❕❕
これはなんせ口に入れることが大好きなので全く嫌がることはなかった😅
だが歯が生えてくると痒いのか口をいきなり閉じたり、嫌がることが増えてきた記憶がある😥
この頃、ムテ吉の療育手帳の判定はBからAになって将来のことも改めて考える時期だった。
周りの先輩の方からも小学生になる前から虫歯が出来て、歯磨きをさせてくれずどんどん虫歯が酷くなっているという話も聞いて、もしムテ吉が虫歯になったら相当やばいなと思っていた💦治療の時は全身麻酔かも💦
とにかく虫歯を作らせないことが1番だと考えた。
だから食事の後の歯磨きは入念に行い、料理を取り分ける時も口をつけた箸などを使わないようにしたりとかなり気を遣った😣
幸いムテ吉は甘い飲み物やお菓子(チョコレートなど)はあまり好まなかったのは助かった。
※ちなみに現在のムテ吉はチョコレートがお菓子で1番の好物だけど💦
自分で歯磨きをする習慣を身につける
歯ブラシを自分で持つ
拒否なく歯磨きをさせてくれるムテ吉だが、自分で歯磨きをするとなると一筋縄ではいかない😥
まず歯ブラシを持たせられない💦
いつも歯磨きは寝てもらって口を開けてもらうのだが、すぐ歯ブラシを離すからムテ吉の顔面にそのまま
『ボテっ』と歯ブラシが落ちる。
ムテ吉『・・・』ノーリアクションね😓
口は開けるけど決して歯ブラシは持たない・・・💦パーのムテ吉の手と歯ブラシを持って
『1.2.3.4.5.6.7.8.9.10』と数えながら歯ブラシをゴシゴシ。これを何回か行う。その後しっかり仕上げをする。
というのを毎日、毎食行った😑これがなかなか大変💦マンマと協力して空いた方が行う的な感じで・・・💦
ムテ吉が歯ブラシをまともに持ってくれるようになったのに1年以上かかったと思う😨
自分で磨く
やっと歯ブラシを持ってくれたムテ吉。次は自分で磨くことを目標にした💡
しかしこれもまたなかなかうまくいかない💦
『1.2.3.4.5.6.7.8.9.10』と声をかけながら行うも歯を擦る感覚がダメなのかなかなかやらない💦一緒にやるのも嫌がるし😵
私がやったのを見てもらってマネさせようとしたのだが、ムテ吉はマネごとが当時出来なかった(ちなみにムテ吉君が模倣が出来るようになったのは小学校4〜5年である😭)
いろいろ試行錯誤したが、結局は根気よくやるしかないと思い、『1.2.3.4.5.6.7.8.9.10』を左右、上下、前歯で計5セットその後仕上げ、というものをムテ吉がルーティン化出来るように行う。
ムテ吉はルーティンが大好きだが好きじゃないものをルーティン化することはなかなか難しかった😫
変化の時期
幼少期からこの歯磨きのやり方(最初は自分で、最後に仕上げ)は私とマンマで統一してずっと続けてきた。しかし成果はなかなか出ず💦
多少は歯ブラシを動かすことはあるが、力は全く入って無いので歯を撫でる程度😑
でも自分でやらせるということを諦めてしまうとムテ吉は恐らく何でも人にやってもらうようになる。
歯ブラシも持ってきてやれとアピールしてくるだろうが、自分からはやらない。能力的には出来るのに・・・そういう子にならせないためにもひたすら反復、反復、(ムテ吉にとってはイヤな親父である💦)
変化が見られるようになったのは小学校低学年の市のふれあいキャンプというものに参加した時。
親なしでのキャンプで、朝迎えに行ってボランティアのお兄ちゃん達に夜の状況を聞くと、全然寝なくて、何かを訴えていたとのこと。最初は親も居ないし、場所も外だしなと思っていたが、どうやら何か違う様子🙄
マンマが『歯磨きじゃない???』と気づく。
そう、ムテ吉は寝る前は歯磨きをしてから寝るというものがルーティン化していて、それがなかったから不穏になって寝れなかったのだ💦
ボランティアの方には大変申し訳なかったが、歯磨きが習慣化していることが確認できて少し嬉しかった😚
そして小学校5年生ぐらいになると歯磨きが目に見えて変化する。撫でまわすようにしていた歯磨きが力を入れられるようになり、自分で『1.2.3.4.5.6.7.8.9.10』と言いながらゴシゴシ。
まぁ喋ると磨けないんだけどね🤣(笑)
丁度言葉が少しずつ出てきたのが小学校5年生なので、口を動かすようになり、本人の中で何かが繋がったのではないだろうか???勝手にそんなことを思った。
根気よく頑張ってきてよかったなと思った瞬間だった。
現在は・・・
現在中学校1年生のムテ吉、チョコレート好きになってしまったが、今のところ虫歯なし(怪しいのはあるらしいが)寝る前には自分で歯ブラシを持ってきて、親の前でブラッシング&仕上げを行なっている✨
力を入れでゴシゴシ、前歯もちゃんと『イー』のお口で出来るが、1人だと磨き残しもあるし、何より虫歯になるのが1番怖いので仕上げはきっとこれからも当分継続かな??
1人で出来るかトライしてみたこともあったが、歯ブラシを美味しそうにカミカミして、新品の歯ブラシが一回でダメになった😅
でも自分でやろうとすることはすごく大事なことで、幼少期から根気よく長く続けてきたことで自発性が出たことは本当によかったと感じている😁
目指せ歯磨き自立❕❕でこれからも少しずつやっていけたらと勝手に思っているころんとでした🤫
おしまい🎵
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