こんにちは!!ころんとです。
今回は日常生活での感覚統合お料理偏。
我が家では自閉症の息子、ムテ吉にいろいろとお手伝いをさせている。料理もそうで、何事も経験とばかりにやらせている。
ムテ吉がやると負けずに妹のうさ子もお手伝いをしてくれるので一石二鳥😛
また、料理をする上での動作は感覚統合にも有効なので一石三丁である😜
料理をさせるきっかけ
そもそもムテ吉が料理を手伝うきっかけはなんとなくマンマや私が(一応料理します💦)台所で料理を作っているのをよく見に来ていたから💡
もしかして何か自分もやりたいのかな🙄?と思った。
そして料理をしている時はムテ吉から目を離すことになり、また変なものを口に入れたりするので近くで見守りが出来ると思ったところもある。
きっと一緒にやると料理作るのに時間はかかるだろうけど、超受動型のムテ吉が興味を持つことは珍しいのでこれはやらせるしかないと思った❕❕
何をお手伝いさせようかな?
さて、ムテ吉に料理のお手伝いをさせようと思ったが、何を手伝ってもらおうか???
包丁とかは使わせられないし・・・💦
そこで昔、放課後等デイサービスで働いていた時に行ったイベントを思い出した。
働いていたデイサービスはレベルの高い軽度の子が多かったのだがそこをムテ吉に合わせて
『野菜を剥く』『混ぜる』『ちぎる』を
やってもらうことにした。
1.剥く
これは主に玉ねぎなどの皮を剥く野菜で、目で対象物を見て、指先を使うのでビジョントレーニングと手指分離運動になる。
2.混ぜる
例えばホットケーキなど。ボールに入れた生地などを混ぜる。いろいろな具なども混ぜて行うことにした🎂
これはまずホットケーキなどの生地を混ぜるのは結構力がいるので腕の筋力アップ。
また、沢山具が入って物を混ぜる時は強すぎるとボールから具が沢山出でしまうし、弱ければ混ざらない。力の加減を覚えることが出来る。
3.ちぎる
主にレタスなどをちぎってもらい、きゅうりを折ったりもしてもらった。
ちぎったり、折ったりする事は手指分離運動や力の強弱、細かな動きを覚えるのに有効である。
本人の反応
超受動型のムテ吉君、やはり最初は手をパッと離してしまいなかなか思うようにはいかない😥でも料理を眺めにくることが多く、最初は来た時に少しだけ手伝ってもらう。こちらで手を添えて
『1.2.1.2』と声をかけたり、好きな歌を歌いながら。
すると少しずつだが混ぜる事や玉ねぎの皮むきなどが上手になってきた。
そこですかさず褒めまくると
『ニヤリ( ̄▽ ̄)』
ムテ吉の下手くそな本当の笑顔が出てくるようになった(笑)
これは続けられそうだと思い、
混ぜる→皮むき→野菜ちぎり
とやることを少しずつ増やしていった。ポイントは無理強いをさせない事。嫌になってしまうとずっとその気持ちが残ってしまいお手伝いをやらなくなってしまうので💦
このお手伝いをする事で妹のうさ子も褒められようと積極的にお手伝いをしてくれるようになり嬉しい限り😉
まさかのアクシデント💦
そんな料理のお手伝いが板についてきた頃あるのこと・・・
アクシデント・・・というか事件が😱
朝、うさ子の学校の旗当番で30分ぐらいじいじにムテ吉を見てもらい、マンマが帰ってくると・・・???💦
『ムテ吉、その持ってるの何💦』
ほっ包丁💦💦💦
まさかのじいじの隙をついて、包丁を使ってキュウリを切ろうとしていたのだ😨
マンマは焦らず
『ありがとう。やらないでいいよー(内心ドキドキだったらしい💦)』
と包丁を預かったとの事。(怒らずさすが!!)
それにしても肝を冷やしたとはこの事💦
本人はいつも親がやっていることをお手伝いしようとして真似たのだろうが包丁はさすがに・・・
お手伝いはいいし、興味を持つのはいいが環境をしっかり整えないと危険がいっぱい💦
とても反省する出来事だった😓
現在のお手伝いは??
現在のムテ吉の料理のお手伝いは玉ねぎの皮剥きなどは職人芸(笑)早い早い💦
いろいろやってくれることが増えてパスタなどの麺の束をほぐしてくれたり、卵を割ってくれたり(もちろん殻は沢山入るけど🤣)とても助かっている。
そして迷ったが包丁など器具を使ってのお手伝いはやらせていない💦(見守りすれば出来るが、1人でやってしまいそうなので😅)
まとめ
日常生活の中にはよく考えれば感覚統合に繋がる動作がいっぱい‼️
最初は確かに手間はかかるし、気分でやったりやらなかったりはするが、お手伝いとして習慣化(ルーティン化)が出来れば後々、親としてもとても助かるし、本人にも自立した生活力が身についていくと思う✨
ただ、我が家のように勝手に包丁を持ってきたりと本人がやりたい故のアクシデントも考えられるのでそこは環境を整えて(特にキッチンは危険)
手間を惜しまず、時間を惜しまず一緒にやっていく事は何より大事だなと感じる今日この頃。
とは言ってもなかなか大変だけどね🏃♂️
おしまい🎵
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