こんにちは!!ころんとです。
自閉症スペクトラム、知的障害の子など、幼少期に悩むことの一つとしてトイレトレーニングがあると思う。我が家のムテ吉もオムツがとれるまでは3年近くかかった😨💦
今回はムテ吉がどのようにしてオムツがとれたのか?トイレトレーニングについて書いていく。
当時ムテ吉は発達障害と診断され、2歳から市の療育施設に通っていた。この頃のムテ吉は
ちょーーーー受動型💦
今までいろいろな子を見てきたが、ここまでの受動型で周りに興味を示さない子はいない❕❕
と言ってもいいぐらいの受動型😱
目が合うなんて一切なし👀名前を呼んでも振り向くことも一切なし❕❕何かをやらせようと腕を持とうとすると手をパー✋にして何もやろうとしない。
自閉症でよく聞かれる多動とは真逆で、色々調べてもあまり対処法が見つけられず💦反応がすこぶる悪いので療育施設の支援員の方にもいまいち気に入られていない様子だった。
今思えばノーリアクションの子にずっと話しかけて色々やらせようとしても何もやらない・・・そりゃやりがいも感じられないよな💦とも思うが親にとっては申し訳なかったり、もっと何かして!!と思ったり、様々な感情が混じり合ってかなりつらい時期だった😥
そんな中、幼稚園年少、トイレトレーニングをやる時期になり、家で始めてみる。やり方は健常の子と一緒❕❕オマルにオムツを脱がせて座らせてみる。
まぁ最初は座ることすらしない感じ💦そもそも支持なんてまるで入らないから何度も繰り返しやるしかないんだけど😅
受動型のいいところ❓❓なのか拒否もあまりないので何日か続けていると座れるようにはなる。だが、トイレって認識があるかというとそんな気はまるで感じられん( ;∀;)
そんなある日、療育施設にて直接トイレの便座に座らせたところおしっこが出たとマンマより報告があった🤩
『すごーい!!やれば出来るじゃん❕❕』
ころんともマンマも大喜び!!!
だがこれは長ーいトイレトレーニングの始まりに過ぎなかった・・・💦
療育施設の支援員の方もムテ吉がトイレでおしっこが出来たことをとても喜んでくれ、以来毎回
『ムテ吉君、トイレの時間だよー!!』
と声をかけてくれ、マンマもムテ吉と一緒にトイレへ。そんなのがしばらく続いたのだがムテ吉はあれ以来トイレでおしっこをすることは無かった💦
療育を受けている他の子は少しづつトイレトレーニングが進み、オムツが外れる子も出てきた。そんな中、あまりにトイレでおしっこが出ないムテ吉は徐々に『トイレだよ』と呼ばれることもなくなっていった・・・。
マンマは呼ばれなくなったことをなったことをとても気にしてしまい、躍起になってトイレトレーニングを続けていた。
この頃、マンマのお腹中には『うさ子』もいて、体力的にも精神的にも追い詰められていて、支援員の方の心無い言葉や反応の1つ1つが辛かったという。
これは私ももっと声をかけたりもっと時間を作って話を聞いてあげたり、ケアをしてあげるべきだったと反省するところ😓
発達障害などを持つ親(特にママ)は子供と一番長くいるし、同世代のママ友などからの情報も入ってくるので、精神的に大きな負担を強いられる。
自閉症児や知的障児児本人に対する療育やケアはここ10年で少しづつ充実してきている。しかし、ホントにケアするべきはその家族、特にママ👩である。気軽に相談できる場所、カウンセリングなどを受けられる窓口がもっと必要だと強く感じる。
療育は環境が大事❕❕子供が一番影響を受けるのは一番近くにいる人・・・つまり家族であり、ママなのでママが病んでしまっては、せっかく良い療育施設に行っても、何の意味もない💦
『子供は親の鏡』なんてよく言うが小さなことでも影響を受けやすい自閉症児はその影響がさらに顕著に出てしまうのだ。
それから数か月、家でトイレに座らせたり、時間で誘導したり、布パンツを履かせて濡れてしまうと嫌なことを体験させたり・・・色々試したが効果なし。
そんな中、病院で行った発達検査。結果は・・・
ムテ吉君、現在3歳👦
- 身体機能・・・1歳3か月
- 認知機能・・・0歳8か月
- 言語発達・・・0歳3か月
あらららぁ(+o+)💦
結果、定型発達の子供の1/3以下😱正直もう少しいってるかな❓と思ってたから、ショック❕❕
というか笑ったわ(*´▽`*)
特に認知と言語はこれ、赤ちゃーん👶💦
ある意味これで吹っ切れた感あり🤣赤ちゃんにトイレでおしっこしろといって出来るかという話で、ムテ吉も毎日執拗にトイレに行かされていて嫌がるそぶりもあったので・・・
トイレトレーニング終了(*ノωノ)
マンマと話し合い、トイレ=嫌な場所になる前にやめちゃった😜
と言っても一時的に。今はまだその段階ではないので、様子を見て、やり時が来たら始めようということになった。
おかげでトイレトレーニングから解放されて、マンマも落ち着いてムテ吉を見れるようになった感じがした😉
その後はすくすく!?成長し、幼稚園の年長さんに😊少しずつ周りのことを認識できるようになり、目が合うことも😍
オムツはGOONのリハビリパンツ、『BIGより大きい』を装着😨
子供用のオムツでこれ以上大きいのなくて・・・近くの薬局で買い占めてた💦
そんな中、最近トイレを気にしたり、お〇んちんを触ったりすると幼稚園の先生からお話を聞いて、そろそろトイレトレーニング再開を決める。
久しぶりのトイレトレーニング。トイレに座ることは出来るがすぐにたってやめてしまう💦でもオムツ内にはおしっこが出てないからタイミングさえあえば・・・
ころんとは本職が介護福祉士なので排泄に関してはプロや!!『絶対どうにかしてやる❕❕』
が、甘くないよねー😱だって受動型最強ランクのムテ吉くんだもの💦
この時のムテ吉君の行動パターンは
- そわそわしてる
- トイレに座らせる(オムツはきれい)
- トイレでおしっこはしない。
- オムツを履かせる
- ムテ吉『・・・ううぅぅぅ』
- オムツ内で大量のおしっこ
『なんでやねーん(ノД`)・゜・。』
これ、半年近く続きます・・・🤪何かムテ吉のルーティンワークになってきて、楽しんでいるようで・・・さすがのころんとも堪忍袋の緒が切れた😡
オマル用意❕❕そわそわムテ吉を座らせる。
ムテ吉はいつものようにすぐに立とうとするが体重かけて座らせる!!
一度トイレで出せればすぐに覚えるなという予感があったのでここからムテ吉と我慢比べ😎
立とうとする息子とそれを抑える父親・・・それを若干呆れてみるマンマ・・・
戦いは1時間近くに及んだ😱ただの意地の張り合いだけど💦
そしてついに
『ジョジョジョジョー💨』
キターーーーーー(*´ω`)ついにおしっこが💓意地の張り合いに終止符❕❕
ムテ吉は出たおしっこにびっくりしている様子。そしていーっぱい褒めまくる😁
すると『ニヤリ』とムテ吉。実はこの下手くそなにやけ顔はムテ吉のホントの笑顔🥰
もしかすると?と期待❕❕すると暫くしておしっこが貯まったのかソワソワしているムテ吉をオマルに誘導するとあっさりおしっこ😍さすがだ・・・
それ以来ムテ吉は今まで一度もおもらし無し❕❕なんていう極端な・・・💦
こうしてムテ吉のトイレトレーニングは終了となった。
最後は案外あっさりだったがトイレトレーニングをやりだして約3年・・・長い道のりだったがこのことをきっかけに色々学ぶことが多かったように思う。
まとめ
- 自閉症児や知的障害のある子は実年齢と精神年齢には大きな差があるので、そこを加味してトイレトレーニングなどのタイミングを考える。
- 周りの声に焦ることもあるが他人と比べないでマイペースにいく。
- ママが少しでもストレスを軽減できる環境作りが大切
- 今がやり時だと思ったらとことんやってみる。
以上。きっと一人ひとりやり方は違うと思うが少しでも参考になればいいな(^^)/
おしまい🎵
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