兄弟の関係性 自閉の兄と定型発達の妹 親の気持ち 育て方②

日常

こんにちは!!ころんとです。前回の続き。うさ子の幼稚園の卒園〜現在の様子やムテ吉との関係について書いていこうと思う😊

〜幼稚園卒園

ムテ吉が卒園してしまって幼稚園に1人になってしまったうさ子。最初は泣いてしまうことも多く、今まで優等生だった為、親も先生もビックリだったが、数ヶ月が過ぎた頃にはすっかり慣れてきた様子で笑顔も増えた。

うさ子にとってはムテ吉は大きい存在だったのだなと実感。

うさ子にはムテ吉に手がかかるので、本人の話をちゃんと聞く事、スキンシップを多くとって、寂しい気持ちにならないようにし、沢山褒めて精神的に満たされるように心掛けた。それでもうさ子はきっと寂しい思いもしてると思うが💦

そんなうさ子はハキハキして言うことは言うがやんわりとした物腰で、とにかく面倒見がいいので年長の頃は年下の子をよく面倒を見る子になり、ムテ吉に対しても『にぃにー』ととにかく世話焼き💦そしてそれをムテ吉はなんでもやってもらうという感じ💦兄の威厳はどこへやら。゚(゚´Д`゚)゚。

そんな逆転した感じの兄弟関係だが時にはムテ吉が出来ることが多かったりした。例えば片付けはムテ吉の方がきっちりやるし、一度覚えたことを忘れずにやる事ができた。

兄弟関係で気をつけていたのはうさ子がムテ吉を何もできないと思わせないことと、お兄ちゃんは結構凄いと感じてもらうこと。

障害を持っていても1人の人として接してもらいたかった^_^

小学校低学年

幼稚園を卒園し、小学校に入る時、うさ子はムテ吉と同じ学校に入りたかったようですごく残念がっているのを見て、申し訳ない気持ちもあったが、そう思ってくれて嬉しくもあった🤭

この時ムテ吉は3年生になり、少しずつ自我も芽生えてきて大きな声をあげたり、いろいろ拒否することも増えた😥

うさ子は学校のお勉強はリビングでしているのだが、ムテ吉が大声を上げてトランポリンを跳んだりしていても決して文句を言うことはなかった。

普通なら集中出来ずに『うるさい!!』と言ってもいいはずなのだが・・・気になってきいた事がある。すると

『まぁしょうがないでしょ』

そして『にぃにーなんか嬉しそうだよーたのしいんだよね!!』と笑顔😄

うさ子はこれが当たり前であり、怒ることには該当しない上にこの声の掛け方。全くもって見習うばかり。生まれてからずっとこのような特殊な環境で育った分、申し訳ないと思う気持ちがあるが、逆にこの環境がこのような考え方を形成させたのだろう。

〜現在

そんなうさ子だが、学校である本を借りてきた『障害について』

???いきなりどうした?

そもそもムテ吉の事や障害のことは具体的に話したことはないのでびっくり‼️

どうして借りたのか聞いてみると

『にぃにーの障害って何か分かると思って。うさ子が治してあげれるかもしれないし』

うさ子は大人の話をよく聞いていて、ムテ吉が他のお兄ちゃんと違うことも感じていた。その上でもっと詳しく知ろうと自分なりに考えたのだ。

この頃、ムテ吉のことをうさ子にどうやって話そうかをマンマと悩んでいたのだが、子供は軽々とその先を行く💦

ムテ吉のことでいじめられたりしないかと思っていると

『うさ子はにぃにーを悪く言うやついたら絶対許さないんだから!!』と言ってきたり、まるでこちらの気持ちが読めてるのでは?と思うぐらいだ😅

そんなうさ子も現在4年生。相変わらずにぃにー大好きだが以前からの変化として、ムテ吉に対して親そっくりの対応になり、ムテ吉もうさ子の指示を聞くようになってきた。

正直、2人ともこんな風に成長するとは思わなかった。

うさ子は最近は自分の部屋に勝手に入られて怒ったりしているが

『にぃにーがお兄ちゃんでよかった。だって優しいんだもん』

とよく言っている。

ムテ吉もまんざらでもなく、時にうさ子の頭をよしよししたり、ぎゅーっとしたり^_^

まとめ

我が家の子供(下の子)を育てる時に気をつけていることは

  • 妹には兄を凄いんだと言うこと(出来ること)を感じてもらい、1人の人として見てもらう。
  • 妹には常にスキンシップをとり、寂しい思いをさせない。
  • 役割を与えて、出来たことは沢山褒めて自分は必要だと言うことを感じてもらう。

親的にもノーマル、アブノーマルの両方を育てられるのでラッキーと思い、なんでもプラスに考えるようにしている。

どうしてもマイナスに考えたり、出来ないことに目が行きがちだが、いいところを見て褒めて、何より今を楽しむ事が大切だと思う(^^)

おしまい🎵

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