自閉症の子供の学校選び 小学校編〜前編〜

昔話

こんにちは!!ころんとです。

少し前に幼稚園の選び方について書いたのだが、今回は小学校をどのように選んだのかを前編と後編に分けて書いていこうと思う😉

我が家の自閉症の息子ムテ吉は現在特別支援学校の中学部1年生。小学校から特別支援学校に行っているのだが、どうして支援学校を選んだのか?その理由についてお届けする。

小学校選びを悩み出した理由

小学校選びを本格的に悩み出したのは幼稚園の年長に入る頃💨

定期的に市の保健センターや療育施設などで今後について相談をしていたのだが、そろそろ本格的に考える時期になった。

幼稚園に入った頃はムテ吉の様子から

『小学校は支援学校じゃないと無理だな』

と思っていたのだが幼稚園で少しずつ成長。

簡単な指示も入るようになり、性格も比較的穏やかで問題行動が目立たなくなってきていた。(それでも異食行為フラフラどこかへ行ってしまうなど問題は多々あったが💦)

そして、相談員の方や療育施設の心理の先生などに『小学校2〜3年生までは通常の小学校の支援級でも通える』と言われのだ。

正直、嬉しかった‼️そんなこと言われるなんて夢にも思わなかったので😭そんな成長したんだなーと✨

こんなこと言われたらきっと通常の小学校に通わせて、いずれ支援学校に・・・と考えると思う。普通💦

最初はもちろん我が家もそう思ったのだが、私もマンマももう少し客観的に、冷静に考えようと思った。

通常の小学校に通わせることがムテ吉にとって将来的に考えて本当にいいことなのだろうか❓❓

そう思った理由の1つはムテ吉がかなりの受動型なところ。

ムテ吉は動きも鈍く、そこまでの癇癪もない。言い方は悪いがある程度放っておいても大丈夫な面もある😑ある意味手が掛からないのだ。

だが逆にこちらから何かさせようとしないと一日何もせずに終わってしまう・・・しっかり関わっていかないと恐らく成長はあまり望めない気がしていた💦

もう一つの理由は『通える』と言われたところ。この一言はなぜか引っかかり、『通える・・・だけかも?』と思ったのだ(ひねくれた考えです🤣)

通える=ムテ吉は楽しい??

無理に行ってストレスで二次障害を起こさないか?

通常の小学校に通わせることが親の自己満、エゴにならないか?

ムテ吉により良い環境は通常の学校の支援級?それとも支援学校?メリット、デメリットを考えてみた。

通常の学校と特別支援学校の違い。メリット、デメリットとは?

通常の学校(支援級)

メリット

  • 学校が家から近い。
  • 定型発達の子供達と一緒に学校生活が出来る
  • 地域の人に知ってもらえる
  • 同学年の子に知ってもらえる

デメリット

  • 教育カリキュラムが定型発達の子が中心。
  • 専門の先生が少ない
  • たくさんの人数の中での授業が多い
  • 授業ごとに教室を移動することが多い

特別支援学校

メリット

  • 教育カリキュラムが障害特性に合わせて行われる。
  • 全員が専門の先生。
  • 少人数での授業。

デメリット

  • 地域の人に覚えてもらいずらい。
  • 学校が家から遠い。
  • 定型発達の子と一緒に過ごす機会がない。

ざっと挙げるとこのようなところ💡

どちらも一長一短。

知らなかった事実

そしてもう一つ相談員の方より聞いた事(/ω\)💦

通常の学校から途中で特別支援学校に編入することはよくあるが、特別支援学校から通常の学校に編入する例は無い。

つまり、特別支援学校に行ったらずっとそのままということ。

我が家の学区の特別支援学校は小、中、高が同じ敷地内にあり、特別な理由がない限り18歳まで通うことができる。(高等部入学の時は親子で面接あり)

通常の学校に通えば恐らく途中で特別支援学校に編入になるだろう・・・。

最初から特別支援学校に通うか?2〜3年通常の学校に通い、それから特別支援学校に編入かの2択・・・😥

18歳まで12年の長い学校生活を決めることは親として簡単ではなかった💦

そこでどちらもムテ吉本人を連れて見学に行き、様子を見てみることになった。

学校選び小学校編〜後編〜に続く♫

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