こんにちは!!ころんとです。
子供を育てていると失敗したな。後悔してるなってこときっとあると思う。今回は我が家の自閉症の息子、ムテ吉にやらせてしまい後悔したこと。沢山ありすぎるので失敗談シリーズパート1としてお届けする😂
理解すべき息子の特性、性格
まず子供の成功や失敗の鍵を握るものがその子の特性や性格を知ることではないだろうか❓自閉症スペクトラム等障がいを持っている子ならなお更である。
より深く知り、把握していればいる程成功までの道筋が見えるし、逆にある程度の失敗を未然に防ぐことも可能だと思う。
で、ムテ吉の特性はと言うと・・・
- 何事もルーティンで行動する。
- 異食行為が激しい。
- 受動型で新しいものが嫌い。
- 記憶力がいい。
性格は・・・
- のんびりしている。
- 比較的穏やかである。
- 几帳面。
ざっくり上げるとこんなところである💡
周りの人の影響
今回のやってしまった失敗談は
『立ちション』
である😥 ※今回のブログでは何度もこのワードが出てきます。汚くてごめんなさい💦
我が家は実家が米農家をしている。
その関係で5月の田植えの時期など手伝うことが多く、当然学校が休みだとムテ吉もうさ子も一緒に田んぼでお手伝いをする😀
当然だが、田んぼには当然トイレは無い💦だからいつも実家でトイレを済ませてから田んぼに行くようにしている。
どうしてもという時は一度実家に戻ってトイレを済ませる。
これも汚い話だが、私が子供の頃は田んぼで用を足したい時、
『そこら辺で済ませなさい』と言われたもの😅
しかし、ムテ吉だとそうはいかない💦
ムテ吉の特性的に記憶力がいいので一度もし立ちションしてしまい、それが本人が楽なもの、やっていいものと認識してしまったらもう忘れることは無い。
そしてそれがもう一つの特性のルーティン化してしまうとどうにもならなくなってしまう可能性があるのだ😓
私とマンマはそうならないように注意していたのだが、田んぼで手伝いをしているとどうしても目を離してしまう時があった。
ある時のこと
ばぁば『ムテ吉がおしっこしたそうだったからさせといたよ』
私、マンマ『え???どこで???』
ばぁば『そこら辺。上手にしてたわ』
私、マンマ『うそぉヽ( ̄д ̄;)ノ』
時すでに遅し💦やってしまったのね・・・
まさかばぁばがやらせてしまうとは油断した( ゚Д゚)💦
親達で気をつけていても周りがやらせてしまうこともあるんだと実感😰
これ、続かなければいいなと祈るばかり・・・
忘れた頃に・・・💦
それからしばらく、『立ちション』をすることはなく親達も忘れかけていたある日のこと。
久しぶりに今日はムテ吉とお散歩。いつものようにいつもの道を歩いていた時ムテ吉が
『といれまん』
ムテ吉用語で『トイレ行きます』である😅
これは散歩中何回か言ってくることがあり、思ったら行かないと気になってしまうこともあるが、『おうち帰ったらね』で大概済んでしまう。
今回も散歩前にトイレに行っているのでなんの心配もしてなかったのだが・・・
ムテ吉→道の端っこに小走りでいく。ズボンをいきなり下げる( ;∀;)
私、マンマ→『???え???』
ムテ吉→『ジョジョジョ〜♫』
私、マンマ『えええぇぇ😱どうしてぇ???』
ムテ吉『♫♫♫』ご満悦😨
なんの前触れもなく立ちション💦この時、数ヶ月前のあのばぁばがさせてしまった一件を思い出した。恐れていたことが起きた。
ヤバいと思ってすぐにムテ吉には注意したが、あまり効果は無さそうな感じ💦
ムテ吉はよくいきなり数ヶ月前、あるいは数年前にやったり、教えたことをやり出すことがあるのだが、今回はその記憶力が悪い方に働いてしまったのだ。
立ちションは流石がにマズイ。歩いている途中で毎回急にやってしまったら・・・
それが人がいる住宅街だったり、ましてや屋内のショッピングセンターだったりしたら・・・
この時ムテ吉は小5、もう身体も大きくなってるし、そんなことしたら完全に
『変態さん』である。🥶
親としてはどうにかしないと💦
ルーティン化を死守
恐れていた通り、それからムテ吉は散歩中に急にズボンを下げようとすることが増えてきた。
しかも大体同じような場所で(マーキングか😱)
ある日、デイサービスに迎えに行った時、指導員の方に
『ムテ吉君、散歩の時に急におしっこしようとしてやめさせたんです』
と言われる😰これはマズイというところで対策を考えることになる。
行動分析、予測
まずはムテ吉の行動を分析して、予測を立ててみた。
デイサービス周辺は自然豊か。その周辺の散歩でもやろうとしているということは、きっとムテ吉の『立ちション』していい場所はきっと外の自然があるようなところ。
そう、初めて『立ちション』した田んぼの真っ只中のような環境。記憶力が本当に凄すぎる💦
この範囲を拡張させないようにしないと😥
対応方法
- 情報交換
これはムテ吉の行動範囲にあるところ、つまり自宅、支援学校、放課後等デイサービスに今のムテ吉の現状、問題点を知ってもらい、情報交換をするということ。学校なら主に連絡ノート、放課後等デイサービスならそれに加えて送迎時に指導員の方などと話して伝えた。
- 統一した対応
それに伴い、もし、問題の行動をしてしまったり、しようとした時、どのような対応をするかを統一した。バラバラな対応をしてしまうと逆にムテ吉が混乱して悪影響を及ぼしてしまう可能性もあるので💦
- 現行犯の注意
このような問題行動が起きた時、もちろん叱らなければいけないが、なるべく早く直ぐに、(理想は5秒以内らしい💦)行うことを統一。
時間が経ってしまうと何を叱られてるかわからなくなるので。
- やる前に回避
これを徹底していくしかない。
そもそもやらせない。大体よく見ていればズボンをやたら触ったり、こちらを見ながら死角に行こうとしたりとわかりやすい前兆があるので早めに声をかけてやらせないように心掛けた。
結果
散歩の他にも自宅内でトイレ前にズボンを脱ごうとすることもあったし、(これは今もあるが)放課後等デイサービスでも何度か散歩中やろうとすることがあったが、事前にやめさせてくれて、2〜3ヶ月すると問題行動はほぼ無くなった。(今も油断は出来ないけど)
まとめ
たった一回・・・されど一回でまさかこんな大変なことになるとは思わなかった。
しかも身近な人の行動で💦
ちなみについ最近、数年ぶりにまた田んぼで『立ちション』してしまったがそれ以来ないので一安心😭中学生になって少し理解力が上がった見たい😜
今回のようにやってしまった失敗談はキリがないが、本人の特性の理解をする重要さ、周りの環境がいかに影響されるかということが実感できる体験であった。
おしまい🎵
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