こんにちは!!コロントです。
今回は前編、後編として日常生活動作の中に取り入れた療育、左右分離トレーニング〜お箸編〜を書いていこうと思う😀
我が家では家での生活が全て療育だと考えてムテ吉と接している。逆に考えると
『療育やらなきゃ』
とあまり意識しない様にしている。
そうすれば親的に少し気持ちも楽になるし、思い詰めなくて済むから(半分暗示にかけてますが🤣)
前編はなぜ日常生活の中での療育を重視する様になったのか、手指分離トレーニングの意味などをお届けする。
手指分離トレーニングをする意味は?
私が感じた手指分離トレーニングをする意味、効果として以下の様なものが挙げられる。
自分の身体を把握する
自閉症スペクトラムの子供は自分の身体の位置や感覚を把握することや身体の動かし方が苦手。手指を動かすことは身体の末端である手指の動かし方を学ぶ機会になる。また、体の位置や感覚の把握は危険を回避することにも意味があるはず💡
脳への刺激、神経の発達促進
手指は最も神経が集まっているところの1つ。そこを動かすことにより、脳へ刺激が入り、また、神経の発達促進に適していて、自閉症スペクトラムの子の幼少期の療育に有効と考えた💡
不器用さの軽減
自閉症スペクトラムの子は複雑な動きが苦手でよく、不器用と言われることがある。グーとパーは出来てもチョキがうまく作れなかったり・・・💦
手指分離トレーニングをすることで指1本1本の動きがスムーズになると感じた。
成功体験の構築
我が家のムテ吉は受動型でなかなか新しいことをやろうとしない。それはなかなか成功体験→誉める→自信を付けさせることが難しいということ。
少しでも何かをチャレンジさせて自信を付けさせてあげたかった。
継続力の強化
ムテ吉は何をやっても長続きせず、一回やってくれればいいというレベルの時期があった。手指トレーニングを継続的に行って少しでも続けることで継続力を身に付けさせたかった。
療育に通う考え方の変化
ムテ吉は2歳半から療育に通っていて、集団や個別(OT、ST)、さらに心理、医療機関の受診と暇なし。生活はムテ吉中心でなかなかハードで親も滅入る。
ふと、療育って何だろうと思う。集団療育は長くて半日、個別療育は週に1回も無く、その1回は1時間にも満たない・・・💦
これって効果あるのかな?
療育に通う子を持つ親御さんは恐らく一度は思ったことがあるのでは無いだろうか?
我が家も何度も思った。半年、1年通っていてもいっこうに効果が見えない💦意味あるのかな?
ムテ吉が中学校になった今は早期療育の効果を感じる場面が多々あるが、その当時はそんなことばかり考えていた😥
私は昔、病院の回復期リハビリ病棟で介護福祉士としての働いていたことがあり、短期集中的、かつ継続的リハビリの効果を間近で見ていたので、逆に短時間でのリハビリ(療育)の効果は薄いかも?と思ってしまっていた💦
そこでマンマとも相談し、少し考えを変えてみた。1番長く過ごしているところ=家である。
日々の日常生活動作を教える=療育に出来れば結果的に1番長い時間の療育になる💡
そして親も療育と思わず出来る(のではないだろうか?)←結構無理あるけど💦
療育に通って効果を求めるのではなく、療育に通うことを日々の生活のヒントとして捉えてみることにしよう😉
そう考えると滅多にできない個別療育も生活のヒントの宝庫✨
先生への質問も『現在どのくらいのレベルか?何が出来るのか?』などムテ吉の状態や療育を行った効果を聞く、相手に期待した考え方から『○○をやることによって何がよくなるのか?そのために家で何が出来るのか?』という自分主導の考え方になった。
療育を見学しながら『先生が行っている療育の意図』を考え、それを家での生活に落とし込んでいくという考え方はこの頃できた様に思う。
お箸使えるかな??
そこで思いついたのが箸を使わせること😄
ムテ吉は食べるのが大好き!!でもすぐ手で食べてしまう💦今はまだいいけど将来的に手づかみはよくない😓
日常生活動作で必要なことの一つだし、よく個別療育でもやっている手を握って掴む運動。これをお箸でやってみよう!!手指分離トレーニングにもなるし!!←今思えば凄い飛躍した考え方です😅
この時期は定型発達の子が箸の練習を始める頃で、正直、ムテ吉には難しいとも思ったが、やってみなければわからない!!チャレンジだ(^O^)
後編は続く🎵
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