自閉症の息子の強みって??〜得意、不得意は表裏一体!?〜

日常

こんにちは!!ころんとです。

すごい久しぶりのブログ更新になってしまいました💦

このブログでは自閉症の息子、ムテ吉の問題になっている行動など困ったことを解決するために療育法などを取り上げてきたが、今回はムテ吉の得意なこと。ストロングポイントに焦点を当てて紹介していきたいと思う^ – ^

自閉症の特徴を理解する。

まず、ムテ吉の得意分野を語る上で考えなければいけないことが、自閉症や発達障がいについての特徴、さらに言うとムテ吉の固有の特徴である。

沢山ありすぎるのでここでは一つの例として自閉症の特徴として、よく言われる

『こだわり』

について、ムテ吉の場合で見ていく💡

ムテ吉は幼少期はよく言われている『こだわり』があまり無かった・・・が、中学2年生になり、だんだん色濃く『こだわり』が出てきている🤔

それは一つのものへの『こだわり』ではなく、ある法則に則ったような『こだわり』。

いわゆる『パターン』『ルーティン』である。

しかも自分の中で勝手にその法則を作ってしまうのでタチが悪い💦

そこがズレてしまうと大声を出したりパニック😅

正直結構大変である。

ムテ吉の自分法則の『ルーティン』はとにかく細かい・・・

こちらが意図していないことがよくルーティン化してしまうことも多く、それをやらないと先に進まないこともある😥

また、ムテ吉は言葉を発することがとても苦手である。

『パパ、ママ』をはっきり言うようになったのは小学校5年生ぐらい。

ただ、言った言葉への理解力は高く、こちらがサラッと小言に行ったようなことも聞いていて、ムテ吉にはいくつかキーワードのようなものがあり、それを言ってしまうとスイッチが入ってしまうことも💦

例えば『お風呂』と言ってしまうと、お風呂が沸いていなくても、他のことをやっていても裸になってお風呂へ直行😥しかもその時にトイレに行かせないとそのままお風呂でしてしまうというおまけ付き😱

他にもいろいろあるがそんな特徴があるムテ吉君です。

日々観察してくることで見えてくる強み

それではここからムテ吉の強みについて。

自閉症や発達障がいの子達はどうしても問題行動に目が行きがちだが、得意なところも沢山ある。

それを知ることはこれからの長い人生において大きなアドバンテージになると思う✨

我が家のムテ吉もそうだが、発達障がいを持っている子は同じことが好きである。というか新しいものが苦手💦だから同じ遊びをしたり、毎日決まったことをする。

『またやってるわー( ̄д ̄)

とついついさらっと見てしまいがち(私もそう💦)だが、そこをよく見ていくことが必要なのかな?と今頃になってとても思う。

やっていることは結果的に同じで、毎日のルーティンだが、それをやるまでの過程は違っていたりするからである😲

ムテ吉の場合で考えてみると例えばバランスボールで『ピョンピョン』と遊んでいたとする。

これはただ、楽しくてやっている時もあれば、何か刺激が足りなくてやっていることもある。

あるいは何か嫌なことを思い出して自分のクールダウンのためにやっていることも・・・(この時はその後飛び跳ねて泣いたりする💦)

このように結果同じことをしていても過程は全然違うのだ🤔

このようにムテ吉をよーく観察することで見えてくるものも沢山あり、その中で

『こいつ、結構凄いかも??』

と感じることも多々あるのである。

ムテ吉の強み、伸ばしていきたいところ

①手先が器用

ムテ吉は実は幼少期からピアノを習っている。もう10年ぐらい。

いつかピアノの話を書きたいなと思っているが、それは次回ということにして、そのせいかは?だが手先が器用である。

ボールペンを分解してバネをとって口に入れたり、壁紙の見えないような隙間を『カリカリ』やって破いて壁紙を食べたり・・・って

『全部喰ってるやん|( ̄3 ̄)|←ツッコミ💢

ちと脱線しそうになったが、それだけ手先の分離ができていて、器用に細かいことが出来るのである。

これは将来、作業所などで細かい事をする時に大いにプラスになる能力である‼️

まぁ異食どうにかならないと厳しいのだが💦プラス思考で✨

②覚えたルーティンは崩さない。

ムテ吉は先ほども書いた通り、いわゆる

『なんでもルーティン人間』である💡

とにかくなんでもかんでも自分流のルーティンにする💦

これはタイトルの通り、得意、不得意の表裏一体を体現している。1度ルーティン化すると中々崩さないし、崩せない。

ではまず不得意なものと考えると・・・

・今回のブログの最初に書いたように『キーワード』を言ってしまうとスイッチが入ってしまう。

・玄関から出たり、車から降りたりするとすぐに走り出し道路に出てしまう(最近は声をかけると待てるようにはなってきたが幼少期はとても危なかった😭)

・鼻に指を入れてからすぐ指をなめる×2〜3回(ここ最近始まってしまった😫)

などなど挙げればキリがないし、これを崩そうとすると大声で泣いたり、跳んだりたいへーん💦である。

しかし、これを得意なことと考えてみるとどうだろう?

例えば

・ご飯を食べたら食器は流しに持っていく(最近は魚の骨など残ったものを生ゴミ用のゴミ箱にまでいれる🐡)

・出かける時妹のうさ子のものまでセットで準備する(要らないものまで準備しますが笑)

・夕飯を食べたら布団を敷きに行く(手抜きするから毎回チェックしてる😅)

などなど。

こちらが意図してルーティン化したもの、自分から勝手にやり出したものなどキッカケは色々だが、生活すること+αなことが出来ている。

ムテ吉は人の行動を見て覚えることがここ数年とても上手くなった。一度見ただけでかなり正確に出来ることもある。

ムテ吉は幼少期〜小学校中学年までは超のつく受動型だった💦

教えようとしても嫌がるし、人のマネをすることも一切なかったからこんな風になるなんてビックリである😅

本当に・・・こんな風になるとは💦

その分、今は下手なことを親である私がやってしまうとそれをマネされたら困るのでかなり注意なのだが🏃‍♂️

今後への活かし方。

ムテ吉の強みは手先の器用さ+ルーティンの正確性。

これを将来どのように活かしていくか・・・

1番に考えられるのは手先の器用さを活かした軽作業など。

ルーティン化すればかなり正確に出来るのかなと思う。

もちろん作業所などに通うためには異食の対策や、持続時間、集中力など課題は山積みだが、少しだけ光は見えるかな?なんて親的には思いたい😅

自閉症や発達障がいの子は特性やその強度も千差万別。一緒に暮らす親は大変だし、いつも疲弊し、悩むのが日常である。

でもやっぱり親が1番近くにいるのでそのことを活かして子供のいい部分を見つけていけたらなと思う。もちろん燃え尽きないようにちょこちょこ休憩しながら、自分にご褒美を与えつつ🍰(笑)

ただし、私的にはそれは自分の子供だからという忖度は無しにして、冷静に・・・観察して見つけて欲しい。

時には学校の先生やデイサービスの指導員の方などの意見も参考にして・・・

そうしないと将来、外に出た時に本当にそれが強みなのかがわからないし、家では出来るけど外では出来ない、また、その逆もあると思うので多くの意見を取り入れるのは大切である💡

どこでも通用することを小さなことでもいいので・・・1つでも見つけられたら、その子やその子を取り巻く人達の今後の人生に、大きな彩りを与えられるのではないかな?と感じる。

それでは今日はこの辺で^ – ^

おしまい♫

コメント

タイトルとURLをコピーしました